引っ越しの荷造りは、時間も労力もかかる大変な作業です。どこから手をつければいいのか、どんなものを用意すればいいのか、荷物が多すぎて整理できない、また、大切な物の破損や紛失を防ぎたいなど、悩みは尽きません。
そこで、引っ越しの荷造りを始める前に悩むことがないように、荷造りする為の準備をしっかりと行う事及び荷造りのコツを知る事が重要となります。
先ず最初に引っ越しの荷造りの準備をすること、次に荷造りのコツを知る事で荷造りする効率や荷造りの品質が向上し、引っ越し当日のトラブルやストレスを減らすことができます。
この記事では、引っ越しの荷造りの準備として、最初に3つのステップをお伝えさせていただき、次に引っ越しの荷造りのコツについて、5つのポイントを紹介します。
荷造りの準備がしっかりできなおかつ、荷造りする為のコツを知れば効率的かつ安全に荷造りを行うことができます。ぜひ参考にしてみてください。
引っ越しの荷造りを始める為の準備3ステップ
引っ越しの日程と荷造りするスケジュールを決める- 引っ越しの日程は、できるだけ早めに決める
引っ越しの日程が決まる事で、荷造りするスケジュールを立てることができます。
荷造りするスケジュールをたてることで、荷造りの進捗や残りの時間を把握することができます。
また、引っ越しの日程に合わせて、引っ越し業者や不用品回収業者などの手配も早めに済ませましょう。
引っ越しに必要な資材や道具は、以下のようなものがあります。
- ダンボール箱やプラスチックケースなど
ダンボール箱は、引っ越し業者やホームセンターなどで購入したり、スーパーやコンビニなどで無料で譲ってもらったりすることができます。
プラスチックケースは、丈夫で水濡れや虫食いの心配がないですが、重くなりやすいので、よく考えて段ボール箱と使い分けるようにしましょう。 - テープ
箱を閉じたり固定したりするために必要です。テープは、丈夫で粘着力の高いものを選びましょう。また、テープカッターもあると便利です。 - マジック
箱などに目印を書いたり、ラベルを書くために必要です。マジックは物によって色分けしておくと、引っ越し後の片づけ時の効率アップに繋がります。 - 新聞紙やタオル
食器や家電などの破損や汚れを防ぐ為に必要です。新聞紙やタオルで包んだり詰めたりすることで衝撃や摩擦から荷物を守ることができます。 - ビニール袋
靴や洋服などの汚れや湿気を防ぐために必要です。ビニール袋を圧縮袋代わりにすると省スペースになります。 - はさみやカッター
箱を開けたり切ったりするために必要です。 - 梱包材
荷物が壊れたり、傷がつかないよう保護する為に、プチプチやクラフト紙などの梱包材を準備しましょう。 - ラベルシール
荷物の中身や引っ越し先の部屋名などを記入して箱に貼り付けておくと、引っ越し業者が各部屋に振り分けてくれるでしょう。
ここでポイントです。
これらの資材や道具は、事前に十分な量を用意しておきましょう。
途中で不足したり、買いに行ったりすると、時間や労力の無駄になります。
また、資材や道具などは、分かりやすく使いやすい場所にまとめて置いておくと作業時間の短縮に繋がります。
引っ越しの荷造りをする前に、不要なものは処分することをおすすめします。
ここでポイントです
不要なものは、以下のような基準で判断すると良いでしょう。
- 使っていないもの
- 使えなくなったもの
- 重複しているもの
- 必要以上に多いもの
- 気に入らないもの
- 忘れていたもの
不要なものは、メルカリやオークションで売ったり、貰ってもらえる物などは譲ってしまいましょう。
またリサイクルショップで買い取ってもらったりすることで、他の人に有効活用して貰うことができるので環境にも役立ちます。
処分できない不要な物は、不用品回収業者やゴミ処理場などに持ち込んだりして処分しましょう。
ワンポイントアドバイス
不要なものを処分することで、荷物の量や重さを減らし、引っ越し費用を節約できたり手間を省くことができます。
そうすることで、新しい住まいでの生活をシンプルにすることができます。
引っ越しの荷造りの5つのコツ
引っ越しの荷造りの準備ができたら、次は荷造りのコツを知ることが大切です。
荷造りのコツは、以下の5つがあります。
部屋ごとに荷造りする当たり前のことかもしれませんが荷造りは、部屋ごとに行うことをおすすめします。
部屋ごとに荷造りすることで、荷物の仕分けや整理がしやすくなります。
また、引っ越し先でも同じ部屋に置くことが多いので、荷ほどきや片付けが楽になります。
部屋ごとに荷造りする場合は、以下の順番で進めると良いでしょう。
- まずはあまり使わない部屋から始める(物置や納戸など)
- 次にあまり使わないものから始める(季節外れの衣類や装飾品など)
- 最後によく使う部屋の物を残す(キッチンやバスルーム、生活必需品など)
荷造りは、カテゴリーごとに行うことをおすすめします。
カテゴリーごとに荷造りすることで、荷物の種類や量を把握することができます。
また、引っ越し先でも同じカテゴリーのものをまとめて収納することが多いので、荷ほどきや片付けが楽になります。
カテゴリーごとに荷造りする場合は、以下のように分けると良いでしょう。
- 衣類
- 靴
- 食器
- 調理道具
- 食品
- 家電
- 本
- CD・DVD・ゲーム
- 文房具
- 化粧品
- 薬
- ペット用品
- 趣味用品
- その他
箱に入れるときは重いものから軽いものへという順番で入れることが大切です。
重いものから軽い物の順番で入れることで、以下のメリットがあります。
- 箱が崩れたり破れたりするリスクを減らすことができます。
- 箱の重心が安定し、持ち運びや積み重ねがしやすくなります。
- 箱の中の荷物が動いたり傾いたりするリスクを減らすことができます。
- 箱の中の荷物が潰れたり傷ついたりするリスクを減らすことができます。
重いものから軽いものへという順番で入れる場合は、以下のような工夫をしましょう。
- 重いものは小さめの箱に入れることで、運ぶときの負担を軽減することができます。
- 軽いものは大きめの箱に入れることで、空間を有効活用することができます。
- 重いものと軽いものを混ぜて入れる場合は、重さや大きさが似ているもの同士を入れることで、バランスを保つことができます。
荷造りをするときは、箱に目印やラベルをつけることが大切です。
目印やラベルをつけることで、以下のメリットがあります。
- 引っ越し先でどこの場所に置くかやどんなものが入っているかを一目で分かるようになります。
- 引っ越し業者や家族などに指示や注意事項を伝えやすくなります。
- 荷ほどきや片付けがスムーズに進められます。
目印やラベルをつける場合は、以下のような工夫をしましょう。
- 目印は色分けして使うことで、見分けやすくなります。
例えば、赤色はリビング、青色は寝室、黄色はキッチンなどと決めておくと良いでしょう。 - ラベルは詳細に書くことで、中身を確認しやすくなります。
例えば、食器ではなく、お茶碗やグラスなど具体的に書くと良いでしょう。 - 目印やラベルは箱の上だけではなく、側面にも貼ることで、積み重ねた時でも見えやすくなります。
引っ越し当日までに必要なものは、以下のようなものです。
- 身分証明書や契約書などの重要書類
- 銀行カードや現金などの貴重品
- 携帯電話や充電器などの通信機器
- 水や食べ物などの飲食物
- 歯ブラシやタオルなどの衛生用品
- 着替えや下着などの衣類
- 薬や絆創膏などの医療用品
- ペットや子供のおもちゃなどの愛着品
引っ越し当日までに必要なものは、別にまとめておくことで、以下のメリットがあります。
- 引っ越し当日までに必要なものは、小さめのバッグやカバンに入れることで、持ち運びやすくすることができます。
- 引っ越し当日までに必要なものは、目立つ色や形のバッグやカバンに入れることで、見つけやすくすることができます。
- 引っ越し当日までに必要なものは、自分で管理することで、紛失や盗難のリスクを減らすことができます。
その他、荷造りのアイデア
ちょっとした、アイデアや工夫で引っ越しの作業効率が上がります。
- 洋服はタンスごと運ぶ
引っ越し時間の短縮に繋がります、引っ越し業者に確認してみましょう。 - 靴やぬいぐるみなどの不定形な物はビニール袋に入れる
- 食器は新聞紙やタオルで包みましょう
1個づつ包むことで、破損を防げます。 - ハンガーはビニール袋でまとめる
バラバラにならずにまとめやすいです。 - 引っ越し先の部屋の間取図を作っておく
荷物の配置をイメージしやすいので、引っ越し作業がスムーズに行えます。 - 家の中を部屋ごとグルーピングしましょう
同じ部屋の物をまとめて梱包すると、荷解きの作業効率があがります。 - 衣類は圧縮袋に入れる
かさばらずに梱包できます。 - 本屋や雑誌は、段ボール箱に詰め過ぎない
軽い物と合わせて入れるようにすると重くなり過ぎず運びやすい。
まとめ
以上が、引っ越しの荷造りの準備とコツについての説明となります。
引っ越しの荷造りは、大変な作業ですが、上記のポイントを押さえて進めることで、効率的かつ安全に行うことができます。
引っ越しは、新しい生活の始まりです。荷造りを通して、不要なものを手放し、必要なものを整理することで、新しい住まいで快適に暮らすことができます。
ぜひ参考にしてみてください。