引っ越しが決まったら、引っ越し先の地域でガス会社を探さなければなりません。
引っ越し先が「都市ガス」なのか「プロパンガス」なのか料金プランはどうなのかなど気になるところですよね。
都市ガスに関しては2017年のガス自由化に伴って、自分のライフスタイルや家族構成に合ったガス会社を選ぶことが可能となりました。
ガスの自由化は、各ガス会社間で競争をもたらすので、料金の引きさげを期待できます。
多くのガス会社から、自分に合った会社を決めるのは大変な作業になるかも知れませんが、契約してから後悔する事が無いように、よく調べてから契約するようにしなければなりません。
インターネットの口コミなどを利用して、料金プランや割引サービスなど貴方の生活スタイルに合ったお得な契約するようにしましょう。
また、プロパンガスは元々自由化されているのですが、料金は都市ガスより割高なのと、各ガス会社で自由に料金を決定できるので、ガス会社によって料金は違います。
引っ越しを機会に、ガス料金を見直してみましょう。
引っ越し時のガス会社の移行手続きの流れについて
先ず最初に引っ越し時のガス会社の移行の流れをお伝えさせて頂きます。
① 先ず引っ越し先で利用するガス会社を調べて、新たなガス会社をきめる事から始めます。
引っ越しをする遅くとも1か月前から、新しいガス会社を調べ始めましょう。
新しく契約する予定のガス会社が決まったら、ガス会社へ連絡をして、ガス利用に関する情報を確
認するとともに必要書類や手続きについて確認しましょう。
② 現在のガス会社の解約の手続きを行いましょう。
引っ越しをする、遅くとも1~2週間前には連絡しましょう。
この時、引っ越しする旨を伝え、いつまでガスを使用するかを伝え解約の手続きを行います。
③ 引っ越し先の新しいガス会社と契約の手続きを行います。
ガスの開栓には必ず立ち合いが必要となりますので、日程の調整をしましょう。
(立ち合いは代理人でも可能です)
引っ越しをした日には、ガスを利用できるようにしておかなければなりません。
ここでポイントです
引っ越しのシーズンは混み合ってるので、早めに手続きをしないと希望日に開栓の作業をして貰えない場合が有ります。
下記から具体的な移行に関する手順をお伝えします。
引っ越し先のガス会社の調べ方
次に引っ越し先で契約するガス会社を探さなければなりません。
引っ越し先が「都市ガス」なのか「プロパンガス」なのかで、探し方も変わります。
都市ガス引っ越し先で利用できる都市ガスは下記のURLで調べれます。
一般社団法人日本ガス協会で検索 https://www.gas.or.jp/jigyosya/
ここでポイントです
記載が有っても「一部地域だけが供給されていたり、物件によっては都市ガスが使用できないという場合もあるので注意しましょう。
引っ越し先がマンションやアパートなどの賃貸物件や集合住宅などの場合は、プロパンガス会社は決まっていますので、契約時に「不動産会社」「管理会社」「大家さん」に確認して下さい。
引っ越し先が「新築の建売住宅」の場合も決まっている場合が有るので「不動産会社」で確認して下さい。
但し「注文建築」の場合は自分でプロパンガス会社を選ぶことが出来ます。
ここでポイントです
インターネットでプロパンガス会社の比較サイトが地域ごとに有るので、調べましょう。
引っ越し前のガスの解約の手続きについて
先ずは、現在の住いのガスの解約手続きを行わなければなりません。
引っ越し前のガスの解約手続きには以下のポイントがあります。
- 引っ越しやガス供給会社の方針によって解約のタイミングが異なりますので注意しましょう。
- 解約手続きの方法や必要書類はガス会社によって違いますので、前もって確認しましょう。
- 解約料金や返金に関する注意点も確認しておきましょう。
引っ越し時のガス会社の変更手続きの仕方
それでは具体的に変更の手続きの方法をお伝えさせて頂きます。
引っ越しする事が決まったら、ガスに関して以下の手順で手続きを行わなければなりません。
①現在の住いのガスの利用停止の手続き
②引っ越し先でガス会社を決めて、新たに手続きを行う
ここでポイントです
もし、引っ越し先でも同じガス会社を利用する場合でも、一度解約をしてから引っ越し先で再度契約する事になります。この場合の手続きは一度に行う事が出来ます。
現在の契約しているガス会社の調べ方
現在利用しているガス会社の調べ方は以下になります。
- ガスの検針表・請求書を確認する。
- 支払いを口座引き落としにしている場合は通帳を確認する。
- 振込みの場合は「領収書」に書かれているかもしれませんので確認しましょう。
- ガスのボンベやガスメーターに記載されていないか確認しましょう。
引っ越し先の新しいガス会社の調べ方
「都市ガス」の場合引っ越し先が都市ガスを利用する地域で都市ガスを使用する場合は、自由に契約する会社を選ぶことが出来ます。
☆利用できる都市ガスの会社を調べるにはインターネットや公式のウェブサイトを利用して都市ガス会
社を知らべましょう。
利用する会社が決まればインターネットか電話で申し込みをしましょう。
契約に必要なもの
- 契約者の氏名
- 引っ越し先の住所
- 建物の形態(一戸建て・マンション・アパートなど)
- 開栓日
- 連絡の取れる電話番号
- 開栓立ち合い者の氏名(代理人可)
- 支払い方法
引っ越し先が集合住宅の場合は利用するプロパンガスは既に決まっており自由に決める事は出来ない可能性があります。
契約時に契約書や案内のパンフレットなどに記載されているので確認しましょう。
引っ越し先が新築の建売物件の場合は、プロパンガス会社が指定されている場合も有るので契約前に注意しましょう。
もし決まっている場合は不動産会社にガス会社が何処なのか確認しましょう。
ここでポイントです
プロパンガス会社によっては契約期間や解約金などが設定されている場合があるため、契約内容をよく確認することをおすすめします。
また、料金体系も異なる場合が有るため、契約前に料金プランを比較しておきましょう。
プロパンガス会社の契約に必要な書類
- 住所確認書類(運転免許証、保険証、パスポートなど)
- 契約者本人確認書類(運転免許証、保険証、パスポートなど)
- 契約者本人名義の口座振替用紙
引っ越し時のガス会社の変更手続きの流れ
それでは、実際に引っ越し時の変更の流れについてお伝えさせて頂きます。
現在のガス会社の解約の仕方
解約の連絡はいつまでにすればいい?都市ガス会社やプロパンガス会社によって異なるため、事前に確認することをおすすめしますが、遅くとも1~2週間前には連絡する事。
解約金や返金額はどうなる?解約手続きをする前に、解約金や残りの使用量に応じた返金額などを確認することをおすすめします。
解約の方法は?電話やインターネットで行うことができます。解約日や解約理由などを伝える必要があります。
解約の手続き後は?メーターの検針や料金の清算などが行われます。また、返金額がある場合は、口座振替などで受け取ることができます。
引っ越し先でのガス会社との契約
ガス会社を変更する手続きは以下のようになります。
引っ越しする前に引っ越し先のガス会社を決めましょう。
①引っ越しの1ヶ月前にリサーチ、新しいガス会社の開始の手続きは1~2週
間前には連絡をします。
連絡は電話・インターネットで行う事が出来ます。
②必要な書類や手続きの流れを確認し、早めに手続きを進めることが大切です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカー
- 引っ越し先の証明書類
引っ越し先の住所を証明する書類が必要。
・住民票 ・保険証 - 口座振替の場合
振替の為の銀行の通帳 - その他の資料
ガス会社によっては、追加の書類が必要な場合がありますので確認しておきましょう。
ここでポイントです
書類の有効期限を確認し、期限内のものをご用意ください
まとめ
引っ越しが決まったら、いろいろな手続きを行う事になりますが、その一つがガスの手続きになります。
ガスは水道・電気と同じように、引っ越しした日から利用できないと非常に困りますよね。
また、開栓時に立ち合いが必要となるので、日程の調整なども必要となります。
ガスの種類も「都市ガス」と「プロパンガス」が有り、引っ越し先によって違いますので、使用するガスに合わせて器具を買い替えないといけない場合も考えられます。
また、料金やサービスなどもガス会社によってちがいますので、引っ越し前に調べてから契約する事が望ましいでしょう。